イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

文書を書く技術

3月22日(水)

今週末から春季講習が始まります。その中の課題の一つが、読書感想文。推薦図書のプリントも頂き、娘と二人で眺めます。

私「この本、本棚にあるよ。公文国語でもやったことある」

娘「どれどれ〜、あっ、これか!?」

読む本については、「気まぐれロボット」で決定。春休みの空いている時間で読ませていこうと思っていたのですが、娘があっという間に1日で読み終えてしまいました。朝起きては朝食前に読み、学校から帰宅しては読み、お風呂あがりの休憩中に読み、就寝前に読む。

娘「面白かった。これで読書感想文書こうかな。ところで、どうやって書くの?」

 

さて、困りました。

科学雑誌論文は、共通文書フォーマットであるIMRAD (Introduction、 Methods、 Results and Discussion) に従って書くだけです。内容が論理的であるか、MECE (Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive; 漏れなく、ダブりなく)になっているか等は確認する必要がありますが、基本はIMRAD。

一方、読書感想文はフォーマットを意識して書いたことが無いので、どのように書けばよいか、私がよくわかっていません。とりあえずググってみたところ、有りましたね、フォーマット。

 

私「パパは読書感想文は苦手だ。これに従って、少しずつまとめていこう。助言はするが、君がまとめあげて書いてね」

娘「オッケー。ちゃちゃっと終わらせよう」

 

若手に報告書や議事録を書かせると、とんでもない文書で書いてくる子が時々います。文書を書く技術って、意外に習わないんですよね。そういった場合、必ずこれを読むように指導しています。私のバイブルでもあります。理系文系問わず、社会人であれば一読の価値ある本です。