辞書導入による副産物
11月27日(土)
国語辞典を導入し、頻繁に知らない漢字の意味を引くようになってきました。辞書を引くスピードが遅いので、見ている方はやきもきしますが、そこは黙って見守ります。
辞書を使い始めて、思いがけない気づきがありました。
「おしりたんてい」という本があります。我々の世代で言えば、「かいけつゾロリ」に近い分類なのでしょうか。文字の大きさや分量から、比較的平易な本と思っており、てっきり娘は卒業したかと思っていたのですが、改めて読んでみると、実は意味が分かっていなかった漢字がたくさんありました。手元に辞書が無い就寝前に読むのですが、「これどういう意味?」と頻繁に聞いてきます。
本に書かれている大意を読むことは簡単であっても、言葉一つ一つの意味理解については、まだまだ精度が低かったようです。
高学年用の本は、全体を通して難しい言葉多いため、数が多くなり記憶に残っていない可能性があります。一方、低学年用の本は、高学年用と比べて、文章中の難しい言葉が相対的に少ないため、記憶に残りやすいように思いました。このあたりは、娘との会話を通じて、検証していこうと思います。
いずれにせよ、漫然と読書をしていた時に比べ、辞書を引き始めてからは、言葉の漢字・語彙・慣用句などを、しっかり意識するようになりました。
このあたりは、辞書を引き始めたことによる思いがけない副産物でした。