思考力とは
7月19日(月)
今朝は6時45分に起床。学校宿題の日記を書き忘れていたため、昨日の出来事を書いていました。その後、SAPIXの基礎トレを実行します。
これが、ちょこちょこ間違える。どのページも1問ずつ間違えているイメージ。まあ、演習を積まずに出来る様になるほどの才能はないので、基礎鍛錬を続けましょう。
思考力って何?
しかし、小学校低学年における算数では、「思考力を鍛える」とか、「思考力を育てる」などの言葉がよく使われていますね。もっと言うと、「計算力だけではダメ、思考力こそ正義」という考えが見え隠れするようで、どうも首を傾げたくなります。
思考力って、聞こえは良いのですが、定義が凄く曖昧な言葉です。一生懸命考えることは大事ですが、それは抽象的であるため、科学技術系の人間からすると良い言葉とは言えません。
思考力とは問題解決のプロセスを構築する力
適切な言葉が「算数・数学思考力検定」にありました。私としては、これが一番しっくりきます。良いことを書いていますね。
http://www.shikouryoku.jp/purpose/
思考力とは問題解決のプロセスを構築する力であり、以下が重要
- 解決にいたるまでの過程、筋道をどれだけ多く考えられるか
- その中から最適な組み合わせは何かを判断すること
そうなると、上記の力を発揮するためには、
・解法を多く知っておかなければならない
・解法を組み合わせて答えを導き出す論理展開力がなければならない
・頭の中で試行錯誤するための計算力がなければならない
といったところが、必要になると思います。
それなのに、解法暗記を良しとしない風潮があり、どうにも矛盾を感じます。
まあ、今の段階では答えが出ないので、娘の成長を見ながら、思考力の正体を見極めていきたいと思います。