学校研究;桜蔭中学校
私は田舎っぺで、首都圏の中学校事情を知らなすぎるため、これから少しずつ中学校研究を進めていこうと思います。とはいえ、校風や授業のカリキュラム、制服などの楽しい話は、妻や娘に調べてもらい、私は受験で求められる学力についてです。
とりあえず、偏差値の上から順に、第一校目は、桜蔭学園中学校。と言え、自分で1から調べるほどの時間もないため、こちらのHPから引用させていただきました。
なお、他のWebサイトも見て、下の意見が受験界隈では、概ね一致した意見であることは確認しました。
以下、抜粋です。
桜蔭国語
- 桜蔭中の国語は、相当に高いレベルの国語力が求められる。
- 説明的文章の語彙の難易度が高く、大学入試レベルに近いものがある。
- 文学的文章も同様に難易度が高い。
- 受験者が設問者の意図を読み取る論理性があるかどうかを、求められている。
- 大学入試に通じる高いレベルを要求される桜蔭の国語は、間違いなく筑駒、灘、開成、麻布も凌ぐ、中学入試トップレベル。
桜蔭算数
- 質・量ともに女子最難関を誇り、生半可な実力では太刀打ちできない
- 盤石の基礎力と鉄壁の計算力をできるだけ早い時期に完成させる必要がある。
- 計算問題は、計算量と同時に求められる工夫も高度な出題が見られる。
- 後半の出題でも計算量が多く、しかも答えが汚い数値になることも多い。
桜蔭社会
- 制限時間は30分で、総設問数40問前後を解くため、時間的余裕はない。
- 記述問題や資料を読み取る問題もある。
- 地理と歴史のウェートが大きく、基礎を盤石にする必要がある。
- 社会は算数や国語に比べると易しく、合格者平均はおそらく8割程度。
- 社会で落とすと桜蔭中は受からない。
桜蔭理科
- 難問や奇問の類は出題されず、桜蔭受験生であれば簡単と言えるレベル。
- 非常に高得点で差のつかない争いになる。
- 唯一受験生に負荷がかかるとしたら、スピード。
- 「スピードと正確さの両立」を実現するためには、まず、早いうちから基礎知識を確実に固めることが必要。
- 全ての分野から満遍なく出題されるため、苦手分野を作ることは絶対に御法度。
- 理科で大きく失点することは、不合格を意味する。
[Gallus 所感]
- 国語がやばい。技術的なことはさておき、少なくとも読解力と速読力は早めに上げなければならない。なぜなら6年生は、読書する時間も取れないであろうから、読む本のレベルは5年生までに、引き上げておく必要があるであろう。
- 算数は女子中でもトップクラス。ただし、男子最難関校に比べると、一つレベルが落ちるくらい。しかし、かなりの計算量が求められるとのコメントが多い。早めに計算力を完成させておく必要あり。
- 社会と理科は、比較的容易ゆえに、全く落とせない。基礎的な内容が多いため、合格者は早めに(5年生)に完成させている。
- 総合;6年生は国語の記述力強化と算数の応用問題対策が中心になると思われる。そうなると、国語の読解力と算数の盤石な基礎力は、5年生までに仕上げなければならない。さらに、理科と社会においては、3−5年生で完成させるという狂気の世界。
なんだか、書いているだけで疲れました。
桜蔭中を目指す場合、早めかつ少しずつやってレベルを上げていかないと、とても間に合いそうにありません。
写真;桜蔭中学校HPより