イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

余談: 中学受験させる犯人は!?

なぜ、中学受験をするのか。
 
将来、学力の面で苦労してほしくない
いい学校や就職先を見つけてほしい
世界に羽ばたく人材になってほしい
 
そのために、「よく勉強して、いい中学に行ってほしい。」というのは、どちらかというと私にとっては、建前です。
 
勉強しておいた方が、色々なところで有利ですが、その手段として中学受験が必須かと言えば、別に必須ではない。
 
私も妻も、田舎ものなので、中学受験はしていませんし、高校も大したところには行っていません。
ただし、大学・大学院も勉強を続けていたので、就職先は食うに困らないとこに就けましたし、企業で自分たちの好きな研究を続けることもできています。
 
中学受験をしなくても、成り上がる方法はいくらでもありますし、我々夫婦はそれを体現してきました。
 
 
では、なぜ中学受験を目指すのか?と問われた時、本音を嘘偽りなく言えば、それは「親(私)が楽しむため」です。
 
将来、娘や息子がこれを見たら、「ふざけるな」と言われそうですが、子育てがほんとに楽しくて仕方がない。
年長さんから公文をはじめ、日に日に成長している様子を、常に横で見てきました。
 
間違えばかりだった筆算が、数か月もすれば、鼻歌を歌いながら解いています。
絵本しか読めなかったのに、あっという間に児童書を読めるようになっています。
 
まだまだ何もできないと思っていましたが、それは本当に愚かな思い込みであったことを、身につまされています。
子供という生き物は、教えれば教えただけ、与えれば与えただけ、それに応えて成長してくれるということを知りました。
 
時間とお金はかかりますが、子育てとは私にとって人生を賭けられる、最高のゲームと言えそうです。
 
そのような中、中学受験というのは私にとって、一つのマイルストーンにしか過ぎません。とは言え、やる以上、家族で楽しみながら、私はクリアしたいし、子供たちもクリアしてほしい。
 
受験する本人たちは大変でしょうが、私は楽しんで協力させていただきます。
 
>娘・息子
すまない。君たちが受験することを、父は勝手に楽しませてもらっています。
君たちの成長を見ることが、楽しくて仕方がないので、許してほしい。
その代わり、途中で投げ出さず、最後まで面倒をみることだけは約束します。