イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

ベネッセサイエンス_2月

2月28日(日)

今日は月に一度のベネッセサイエンスの日です。朝から、娘と妻で一緒に行ってもらいました。その間、私と息子でお留守番。二人はお昼ご飯を食べて、帰ってきました。

 

父;「お帰り。今日は何について実験したの?」

娘;「糸だよ〜♪」

父;「ヘ〜、もっと詳しく教えてよ」

娘;「ダメ、秘密!」

 

むむっ。

これが世に言う反抗期というやつの始まりでしょうか。

本格的なやつが始まったら、父は耐えられそうにありません。

 

それはさておき、絹や綿などの異なる4つの糸について、色々と観察した記録がありました。妻曰く、よく質問していたとのこと。質問するということは、興味を持っているということですので、大変良いことだと思います。

 

「これが、どれだけ受験勉強に意味があるのか?」と問われれば、「わからない上に、コスパも低いかもしれない」が答えになります。

ただし、ジョブズのスピーチを引用すれば、やがて点と点がつながる時もあるでしょう。

早稲田大の入山教授が提唱しているように、企業で求められるイノベーションの力とは、知と知を新しい形で融合できる力です。そのためには、知の深化と知の探索を高い次元で身に付けることが求められると。特に日本人は、知の深化は得意であるが、知の探索(知識の幅広さ)が苦手であるようです。

 

勉強だけでなく、生物や科学の実体験、美術や工芸といった芸術を美しいと思う気持ち、歌や踊りなどの感性の表現など、少しずつでも経験させてあげたいと思います。本人がどこに興味を持ってくれるかは分かりませんが、そのような経験の種を積ませてあげることが、親の役目であろうと思う今日この頃です。

 

夜は公文算数F41−45を実施して終了です。計算ミスが少なくなってきたとはいえ、まだ満点とはいかないです。まあ、まだまだ基礎練習です。

 

明日からまた1週間が始まります。

皆さま、頑張っていきましょう。 

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