イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

本の備忘録;中学受験を成功させる算数の戦略的学習法

2月13日(土)朝

公文国語を5枚終わらせ、国語は宿題が終了。明日はもう一度、漢字をやらせます。

 

さて、私も妻も中学受験の経験がありません。しかし、娘に中学受験をさせるとなった際、それに関する情報の収集が不可欠です。ブログは新鮮な情報を収集するという目的では良いのですが、「自分のやり方で、娘・息子が難関校に合格した。だから、この方法が最適解である」というバイアスがかかりがちです。

自分の方法を検証していく上で、仮説を立てることは大事ですが、同時に自分の仮説を裏付ける情報が必要です。その際、引用する情報・裏付ける情報は、できるだけ客観的に書かれているものがよく、その一つがプロによって書かれたもの(本や動画など)です。

 

以下の本は、算数専門の家庭教師が書いている本です。大変参考になりました。

www.amazon.co.jp

 

備忘録

・算数の半分は計算力(暗算力)で決まると言っても、言い過ぎではない

・難関校を目指すのであれば、3年生までに全範囲の計算を一通り終わらせておくのが理想

・(2019年現在)では、公文式等で低学年のうちに計算力をある程度完成させた上で、中学受験を開始する例が増えている。

・計算練習は1日おきに行うのが効率的(全問正解なら1日休み、1問でも間違えたら翌日も計算問題を10問解く)

・「算数クッキー」;解けなかった問題と解説をコピーし、問題のコピーの裏に解説を貼り付け。クッキーなどの空き箱に入れて、復習の際、解いていく。

・問題を解く時にはストップウォッチを使う

・課題に制限時間と配点を決める

・テスト形式の演習は「ある程度、内容を理解している」ことを前提に成立する方法

・中学入試の算数では「問題の解法をどれだけ多く知っているか」ということが、大きな決め手となる

・3年生までに算数(計算力)と国語(読解力と表現力)の基礎学力を身につけること

・難関校を受けるなら5年生までに全範囲を終える

・大半の人間は「こうであってほしい」という願望が先に立ち、それを正当化してくれる情報(専門家の話、体験談など)を集めてしまいがち

=>私も気をつけます

 

 自分が娘に実践させてきたことは、概ね間違っていないことが実感できました。ただ、最後に書かれている通り、都合のよい情報ばかり集めることは、気をつけたいと思います。

 

 公文算数F41−45まで実施。5枚/12.5分

 

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