ピティナ・ピアノコンペティション
7月18日(月)
この週末に行われた「ピティナ・ピアノコンペティション」において、無事に予選を突破しました。
娘にとっては、初めてのコンクール。応援・指導する妻の熱量もこれまでにないくらい達していました。ところが、妻の熱量に比例せず、娘は淡々とマイペース。発表会の時期が近づいても、練習量は変わらずじまいでしたので、妻のイライラが見て取れました。
冬眠明けのクマの如く、こういう時は、刺激してはいけません。
発表会の参加者は、そこそこの人数でした。娘の部門は小3、小4が参加するB級。審査員は複数名おり、相対評価ではなく、基準点を超えるか否かの絶対評価。参加者は男の子が1〜2割で、女の子の参加者の方が多いですね。
発表終了後の妻の様子は、ひと言で言うと「どんより」。妻曰く、抑揚が無く、音が小さかったのが気になる様子。加えて、他の参加者が上手かった。それを察知した娘の様子も、当然、どんより。帰宅道中の気まずさは、言わずもがなでした。
結果発表は、同日夕刻。私は外で掃除をしていたところ、悲鳴に近い歓喜は、自宅の壁を容易にすり抜けて、私の耳に届きました。
妻「娘ちゃん、名前があった!!」
娘「やった〜!」
その後、妻は泣きじゃくり、裸足で外に出てきます。
私「おめでとう。言わなくても、外まで聞こえてきたから大丈夫」
何気に、娘の成功体験というのは、これが初めてかもしれません。一生懸命努力して、その成果を評価される。テストや試験よりも、出来たか否かの評価がはっきりしています。今回、娘は努力が報われることを実感しました。これを機に、本人の物事に取り組む意識に、変化が起きることを期待しています。
本選はなかなか厳しいでしょうが、是非とも頑張ってほしいです。