イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

タブレット教材のメリット・デメリット

6月8日(火)

最近はタブレットを使った学習がブームですね。我が家も御多分に洩れず、RISUを使っていた時期があります。小1の4月から小2の1月まで、およそ10ヶ月間。その中で、色々気づきがあったので、メモしておきます。1番の理由は、今後息子の時に備えて、忘れないようにですが。

 

【長所】色々なサイトで勧めているので、それを見て貰えば良いと思いますが。

体系だってよく作られている。公文のように計算に特化しているわけではなく、学ぶべき単元が完全に網羅されています。

子供が興味を惹く仕掛けが多数あり。ポイント制により、進めば進むほど、ポイントを、稼ぎなにかと交換出来ます。子供はこれ目当てで、やりたがりますね。

基礎から応用まで揃った良問かつ、解答が秀逸。出来ないことはサポートしつつ、出来るところをより伸ばす、そんな仕組みがあります。

 

【短所】

書く量が少ない。私の中では、このデメリットが大きすぎました。低学年時は、数字を書き写し間違える、自分が書いた文字を見間違える、といったことが多々あります。うちの娘なんか、今でもしょっちゅうあります。

必ずしも、コスパが良いとは言えない。一定金額以上上がらない仕組みになっていますが、進めば進むほど金額が上がる仕組みであり、だいたい最高金額までいく。

 

【考察】

タブレット自体は良い教材だと思います。しかし、タブレットと、何か筆記できる教材を併用して使うことをお勧めします。その際は、お金がそれなりにかかってくる覚悟も必要です。

タブレットだけでは、書く練習量が圧倒的に足りないと思います。小学校教材を一通り終わり、抜け漏れがないかの確認や、苦手箇所の克服といった使い方であれば、問題ないでしょう。しかし、そこに至っていない場合は、ご注意下さい。

古典的手法ではありますが、我が家はまず、数字をしっかり書けるようにしてほしい。話しはそれからだ、という思いがあり、一旦、筆記教材、すなわち公文に傾注する事に決めました。

今後余裕があれば、まだタブレットを開始するかも知れませんが、それまではペンディングです。

 

しかし、公文教材は勉強習慣の土台を作り、計算力や文字を書く練習になり、その上で追加費用のかからないコスパの高い教材ということを改めて感じました。

公文だけで中学受験を戦うことは不可能ですが、基礎力をつける上では、おすすめです。