イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

どうにもならない理科

4月17日(月)

第8回目の週テスト結果、国語と算数は及第点。まあ、こちらは良しとしましょう。問題は理科と社会。特に理科。

私「さてさて、全く理科が出来ていませんね。相変わらずどうにもなっておりません。次の組分けテスト、クラス落ちるよ。苦手だと感じるところはどこ?」

娘「磁石と太陽」

私「じゃあ、この基礎問題やってみて。自分でマル付けをして、分かっているところと、そうで無いところを炙り出して」

娘「40問中、30問正解!」

私「逆でしょ。40問中、10問も間違い!いっておくけど、これ、基礎問題だからね。全部出来て当たり前なの。

はい、基礎が出来ていないことがよく分かりました。練習問題や応用問題をする前に、基礎鍛錬からですな」

 

理科勉強時間の絶対量、そして基礎力が足りていませんでした。我が家は亀の歩みですが、一歩一歩でございます。

社会暗記とインセンティブ

4月13日(木)

私「お小遣いチャーンス!」

娘「なになに〜?」

私「ここに、日本の山•山脈が空欄になった白地図があります。合計29問。このテストをやるので今から覚えて下さい。正解数に応じて、お小遣いが出ます。なお、全問正解したら、ボーナスも加算します」

娘「やるやる!暗記時間は何分?」

私「じゃあ、取り敢えず10分間」

娘「オッケー」

 

10分後

娘「ダメ、10分じゃ足りない。あと10分ちょーだい」

私「うむ。なお、漢字で全て書いて下さい」

 

さらに10分後

娘「あと少しで覚えきるから、あと10分ちょーだい」

私「いいよ」

 

さらに10分後(計30分後)

娘「覚えた。たぶん大丈夫」

 

テスト実施

私「残念、29問中26問正解でした。2つは場所と名称が反対になっている。もう一つは漢字ミス」

娘「あ〜、悔しい。まあ、お小遣いゲットだから良いや。明日やったら、満点取れると思う」

私「うん、意外に覚えるものだね。ダラダラ暗記するよりも、グッと集中して覚えた方がいい気がする」

妻「どうせすぐ忘れるんだから、定期的にテストさせてね」

私「そうだね。あと、川や盆地とかも、一旦まとめてインプットしよう。あとは、定期的にテストして記憶の固定化をする」

娘「やるやる〜♪」

 

勉強に対して、インセンティブを設ける方法は倫理面で多少議論の余地は残るものの、やり方さえ間違えなければ、勉強において有効に働くと言われています。

  • 無理な報酬設定にしない
  • やりすぎない

この辺りの匙加減が重要。今回、娘を見ていて、ビックリするぐらい集中していましたので、時々やる分には効果的に働きそうです。

計算力鍛錬の結実

4月9日(日)

四谷の春季講習が終わり、第7回目の週テストが実施されました。

私「はい、君の申告通り、算数は100点でした。テストの種類や難易度はさておき、取るべきところを取るという点において、100点は申し分ありません。おめでとう」

娘「やった〜。パパと一生懸命勉強したかいがあった」

私「しかし、理科と社会が残念な点数です。これはどうしたものでしょうか」

娘「周りの友達も理科は難しかったって、言ってたよ」

私「小テストなんだから、難しくない。はい、復習」

 

公文で鍛えてきた計算力のおかげだと思いますが、娘はほぼ計算ミスがありません。間違える問題は、単に解法の道筋が分からないというもの。残念ながら娘に算数のセンスは皆無。

だからこそ、基本問題と計算を徹底して鍛えるしかありませんでした。低学年のうちから難しい問題が解ける子は立派だと思いますが、他人の芝生ばかり見て、自分の芝生を嘆くことが親の務めではないのです。多少成長が遅くとも、地道に整地し、こまめにゆっくり育て、成長を信じて見守ることが親の務め。

過剰に手をかけることも、逆効果。やがて子供が社会という名の嵐に巻き込まれた時、ポッキリ折れてしまう友人をたくさん見てきました我が家の信条は、IQではなくEQ重視です。

 

私「さて、確かに100点ですが、たまたま簡単な問題であったということを認識しておくこと。おそらく、100点取得者はたくさんいる。

特別な事をする必要はないので、以下、常に意識して下さい。

  • 分からない問題はきちんと申告すること
  • なぜ解けなかったかを考え、どのような視点が足りなかったかを理解すること
  • 宿題は必ず終わらせること」

娘「はーい!」

 

能力が低いから作業をするの

3月28日(火)

私「だ〜か〜ら〜、算数の問題を解く時は絵を描きなさいって言ってるでしょ。特に文章問題。算数ができないんだったら、なおさら作業しないとダメじゃん。分かってる?」

娘「(不貞腐れ)」

私「自分の能力が低いことをきちんと認識しなさい。頭の中で全てを解けるほどの能力は君には無い。横着せず、手を動かしなさい」

娘「(涙目)」

 

といったことを繰り返しています。よく、絵の書き方がわからないと言いますが、それは作業することを初めから放棄しているだけなのです。

 

さて、四谷大塚の春季講習が間も無く終わります。算数のテキストを見ると、数列の初歩問題がありますね。

私「パパ、数列得意だったよ。規則性がある問題が良い。あと、パターンも決まっているからね」

娘「じゃあ、嫌いな分野は?」

私「確率。。。」

娘「確率ってなんだっけ?」

私「サイコロ転がして、1が何分の何で出るかみたいなやつよ。すっごいめんどくさい」

娘「パパは面倒くさがりだからね〜」

私「めんどくさがりだからこそ、作業をするの。下拵えをして、一気に問題を解く。

実験は8割が計画と準備で決まる。

算数の問題も分かっている事や条件を書き出し、一気に解く。分かったかい?」

娘「オーケー、オーケー。もうお腹いっぱいです」

公文英語Eがまもなく終了

3月27日(月)

娘「今週の公文英語はEのテストだって」

妻「もうテスト?早すぎない?」

娘「教室で2セット進めているからじゃない?」

私「2月中旬にDのテストやっているから、1ヶ月半で終わらせているね。簡単なんでしょ」

 

妻「これだけ時間効率がいいんだったら、小さい時から公文英語をやらせる必要ないよね?」

私「公文英語がいかほどのものかという考え方もあるよ」

娘「どういう意味?」

私「公文英語やっても、英語力がついているかどうかは分からないって意味(笑」

 

娘「ちゃんとやってるもん。あと、同級生の子に聞くと、中学課程(Gコース)から難しくなるみたい」

私「多分、それが的を得てる。Gコースからが、ようやく英語らしい英語になるということだよ」

娘「どうすればいい?」

私「取り敢えずFが完了するまでは君のペースでやってくれ。そんなに負荷もかからないでしょう。Gコースになったら、単語を始めようかね」

娘「オッケー!」

 

英語に時間を割けるほどの学力的余裕はありませんので、正直、しばらくは片手間になります。Gコースの難易度を見ながら、進捗スピードを緩めるかどうかの判断になりそうです。

23年度ピティナ・ピアノコンペティション

3月26日(日)

ピアノ練習を終え、23年度ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲を先生と決めてきました。B級(小4以下の部)に出場し、今回は勝ちにいくと意気込んでおられます。

2023年度 ソロ部門(A2-F級)|コンペティション

昨年の今頃は、ピアノの先生を代えた時期で、ピティナも初出場と手探りでの参加。練習時間も決して十分とは言えなかった中での予選通過と、我が家として満足いく結果でした。今年はその上を目指します。

 

ソロ部門の受付は4月3日から。激戦区は早々に枠が埋まってしまいますので、お早めの登録を。なお、下記もお目通し下さい。

  • 都内の開催枠は全体的にレベルが高いため、予選通過したい方は都内を外れて参加されることを推奨。
  • 一発勝負ではなく、予算をいくつか申し込むべし(人によっては、地方まで遠征して演奏する方もいらっしゃいます)
  • 予選課題曲は4月中に仕上げるべし(予選後、本選まで時間がないため、本選曲も早めに取り組む必要があります)

ピアノも課金ゲーム的様相を呈してまいりました。

筆算は左から

3月25日(金)

私「今の筆算、左(大きい位)からやってる?そのやり方、教えてないよね?」

娘「こっちの方が早いんだもん。ダメ?」

私「いや、それで間違えないのなら、いいよ」

妻「どういうこと?筆算って、右(小さな位)からやっていくものじゃないの?」

私「基本はそうなんだけど、慣れたら左からやっていったほうが早い。いずれ教えようと思っていたんだけどね」

妻「頭がこんがらがりそうだわ」

 

私「まあ、計算ミスが少ないところを見ても、公文の効果はあったようだね」

妻「それでも算数ができないのは何で?」

私「計算しか出来ないってことだよ(笑」

妻「笑い事じゃないでしょ」

娘「どうすればいいの?」

私「凡人が算数の点数を上げるためには、問題を解く(演習量を上げる)しかないよ。まだまだ量が足りないの。だから、春休みは量をこなさないとね」

妻「ピアノと一緒ね」

娘「大変な春休みになりそうだ」