イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

自分毎化について鋭意探索中

9月16日(金)

SAPIXをやめてから、私、妻、娘と3人で「自分事化」について話す機会が増えました。ここでいう自分事化というのは、

  • 何故、勉強をしなければいけないか(勉強の必要性)を考えることができる。
  • 今、自分が何を勉強しなければいけないかを考えることができる。

 

といったものです。もともと、ビジネス用語から来ていますが、その話は置いておきましょう。

「自立」に近い要素はありますが、いろんな方のブログを拝見したり、自分の経験などを踏まえると、上記2点を早めに気づく子の方が伸びていくのだろうと考えています。

逆に、親から勉強を強制させられ、何のために勉強しているか考えてこなかった子は、特に高校生以降で、成績がガタ落ちしますね。そのような同級生をたくさん見てきましたが、共通することは親から勉強を強制させられていたこと。

 

よくテレビで、「親から勉強しろと言われたことはない」ということを述べる東大生を見かけますが、勉強することの意味を早めに自覚していたのであろうと推察します。

 

3年生半ばの我が家の課題は、専ら娘の意識改革です。正直、勉強は二の次。繰り返しになりますが、勉強を自分毎化してくれないと、今後の伸びはないと思っています。

 

じゃあ、どうすれば良いかについては、これまた試行錯誤中です。ただ、親子の会話が何より重要な気がしますね。