イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

父は理科の心を育てたい

2月17日(水)朝

毎日21時に就寝しており、今朝は6時半に起床しました。朝食や学校の準備を終えると、7時15分。言葉力を音読後、公文算数F56−57の2枚を実施。

3つの分数の和と差の混合問題。登校後に丸付けしましたが、正答率は6−7割といったところ。和と差をよく見ず、計算ミスをしています。

 

夕方

今日は学童から18時半に帰宅。風呂場にて。

娘;「なんでパパがお風呂に入ると、お湯が増えるの? お湯入れてないよね?」

父;「いい質問だね。人や物には大きさがあり、それを体積というよ。パパは君より身体が大きい。だから、体積が大きい。

体積が大きいものがお風呂に入ってくると、その分、水が押し上げられる。水の量は変わっていないけど、水面が押し上げられるから、増えたように見えるんだ。

鬼滅の刃で、最後に無惨が赤ん坊の姿になって、大きくなったでしょ。あれは体積が大きくなっているね」

娘;「なんとなく分かった!」

 

父;「じゃあ、手元にある2つのおもちゃは、それぞれ重さが違う。

大きいものと、小さいものを同時に高いところから落とすと、どっちが先に落ちる?」

娘;「そりゃ、重いものでしょう」

〜〜〜 一緒に落とす 〜〜〜

娘;「ええ同時じゃん。なんで?なんで?」

父;「そのうち習うよ。そのなんで?っていうのを大事にしておいて」

 

蜜柑を食べながら

娘;「なんで果物って、皮があるものが多いの? 蜜柑とか、バナナとか」

父;「いい質問だね。パパが答える前に、君の意見はあるかい?」

娘;「水分が飛んでいかないため?」

父;「おお、それはパパも出てこなかった。いい答えだと思う。パパも詳しくはないけど、種を守るためとかかな。果物は甘いものが多くて、他の動物に狙われやすい。種が大きくなる前に食べられちゃったらいけないから、皮があるかもしれないね」

 

 そのうち、父が教えなくても、自分で解決していくようになるのだと思います。

今はまだ、その「なぜ?」という心を大事にして欲しいものです。

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