イノベーターが育つには

理系研究者夫婦の子育てブログです

漢字補強の進捗

4月24日(日)

公文の弱点は漢字の定着率。よって、ここを補強するために、地道に漢字書き取りを続けています。まだ、3年生シリーズなので、全然先取れていないです。

春休みから開始し、ようやく一周が終わりました。が、及第点とは言えないです。もう一度まわし、その次からは間違えた漢字のみ回答してもらうといった流れでしょうね。4年生の漢字は夏以降になりそうです。

 

問題集の管理方法

4月23日(土)

需要があるか分かりませんが、我が家の問題集管理方法を記載しておきます。必要な時にいちいちコピーするというのは、手間がかかるのでやりません。特に何度もやり直しが必要な、計算や漢字、社会などの暗記物は、電子化して管理しています。

 

  • 【問題集の裁断】

ロータリーカッター、定規、カッティングマットを準備し、丁寧に本を裁断していきます。裁断機の購入も考えましたが、下の子が小さく事故防止のためと、裁断機自体が場所を取るため却下。結論、ロータリーカッターで十分でした。裁断後、バリはハサミなどを使って、きれいに処理します。

  • 【カットした本や書類の取り込み】

ScanSnap一択。若干高いですが、両面を圧倒的スピードで読み込みます。小学校で配布されるA3プリントでさえ、読み込み可能です。言うこと無し。

  • 【取り込んだ書類の保存先】

我が家はGoogleドライブです。Scansnapの保存先をこちらに設定しておけば、携帯やiPadから自由にアクセスできますし、プリントアウトも余裕です。

  • 【取り込んだ問題集の管理アプリ】

アプリのGoodNotesから、各問題集を読み込みます。こうすることで、実施した日付や間違えた箇所にチェックを入れることができ、習熟状況を一目で管理可能です。もちろん、このアプリから問題を印刷可能です。さらに、間違えた問題のみをピックアップして、管理することも可能です。特に漢字は、間違えた箇所のみをピックアップしたい時に便利です。

また、ダウンロードした問題集も、このアプリで管理可能です。一度保存しておけば、欲しい時にiPadから、速プリントアウトができます。

 

以上、ご参考までに。

ちなみに子供別に管理も可能ですし、我が家は小学校からの配布物もこれで管理しています。冷蔵庫が書類だらけになるのは、見栄えも良くないですからね。

花の蜜

4月18日(月)

SAPIXの理科にて、花の形を学習しています。

 

私「桜が終わり、ツツジが花開く時期になったね。ツツジは花の形を観察するには、うってつけだよ」

娘「うん、花は大丈夫だと思う」

私「そういえは、昔、ツツジの蜜を吸っていたな〜」

娘「美味しいの?」

私「いや、ツツジは苦味があった気がする。あんまり良い記憶がない。美味しいのは断然、サルビア。あと、パンジーとかも吸ってだと思う。サルビアはやってみると良いよ」

妻「どうせ、食い散らかしていたんでしょ。隣の家の枇杷をボールで落としたり、イチゴ食べたりしたとか言ってなかったっけ?悪いことばっかりやってたんでしょ」

娘「パ〜パ〜!」

私「いや〜、確かに今だったら怒られるようなことばっかりだなあ(遠い目)」

 

味はともかく、花を見て、触って学習することは大切ですね。そろそろ我が家の薔薇も良い時期を迎えます。昨年より旺盛に育ってますので、楽しみです。

f:id:Gallus:20220419193610j:image

f:id:Gallus:20220419193613j:image

 

思考を止めず試行することの大切さ

4月17日(日)

公文国語はHI36-45。課題は「屋根の上のサワン」と「どくとるマンボウ航海記」。


「(ア)遠い離れ島に漂流した老人の哲学者が、(イ)十年ぶりにようやく沖を通りすがった船を見つけたときの有り様」の、(ア)と(イ)は、それぞれ何(誰)に該当するか?

 

物語は渡り鳥の話。もちろん、老人や船の話ではありません。しかし、文章中で比喩表現を使い、この比喩が何(誰)を表しているか、問うています。小3の娘には、なかなか難しい。なんとなく分かるが、比喩というものを理解できているわけではないので、答えを見つけるのに苦労しましたね。

この問に限らず、HIは中2の範囲ですので、それなりに単語も難しい。私とやり直しをしている際、言葉の意味を適宜教えます。こうやって、親子の会話というのが、大事なのかなと思いますね。単に解答を渡して、「あとはやっておいて」ではダメですね。


数学は数学H41-50。相変わらず二元連立方程式。ここは如何に、ミスしないかの練習ですね。難しい計算は何もなし。


さて、マスター例題4年にて。

娘「472 ÷ □ = 24 …12 といった問題、やり方を忘れちゃうんだけど。。。」

私「あのね、前も行ったけど、難しい問題を見たとき、思考するのを止めてはダメだよ。まず、簡単な式や数字を使って、自分で試す・

娘「どういうこと?」

私「じゃあ、100 ÷ 4 はいくつ?」

娘「25 だね」

私「すぐに出るね。じゃあ、100と25を使って、4を求めようとすると、どういう式になる?同様に100の求め方は?」

娘「4は100 ÷ 25 だね。100は 25 x 4」

私「そうだね。それぞれ□として考えてあげれば、簡単だね。じゃあ、最初の問はどうなる?」

娘「ああ、472 ÷ 24 か。簡単じゃん」

私「そういうこと。数字が少し大きくなったくらいで狼狽えないの。簡単な数字や式を使って、施行するということはすごく重要だから、癖をつけておいて」


数学が苦手な人ほど、いきなり問題を解こうとし、解法が分からず苦戦するということがままあります。まずは簡単な数字を代入したり、簡単な式を作って施行するということは重要です。それは授業中においても同様であり、施行することに不可欠な力は計算力だと考えています。

 

沈黙の春と沈黙の回答

4月13日(水)

公文国語はHI 26-30、内容は西遊記。中学レベルですので、当然、漫画のように簡略化された話ではありません。

中国で使用される表現なのか、なかなか難しい表現が混じっており、うちの娘では苦労するレベルなのは明らかでした。

そんな中、回答には空欄が散見されます。自分で考えるのは嫌(疲れる)なので、やり直しの時に私と一緒に考えようという魂胆が見えました。

 

私「悪いけど、こんな答案では丸つけする価値がない。お互い時間の無駄だから、ちゃんとやってから提出して。そもそも、国語の課題において、空欄はあり得ない。書いたけど間違えたというのであれば、どういう思考でそこに至ったかがわかる。一方、空欄は間違えた過程が分からないから、意味なし。しっかり、やり直しをして下さい」

 

3年生にもなったので、きつめに伝えました。本人も反省したのか、集中して取り組み、しっかり回答を作って持ってきましたね。

 

私「よく読めてる。これからも簡単に諦めず、自分でしっかり回答を作る練習をして下さい」

 

さて、公文国語H課程の内容を見てみると、懐かしいものがありました。

特にレイチェルカーソンの沈黙の春(Silent spring)は、60年代に初めて環境問題を提唱した名著です。私が読んだのは大学時代。発売当時は社会から一蹴されたようですが、研究者として事実を積み重ね、そこから導き出される論理を正しく伝えるという研究者として正しい行動をされています。

農学系の方は必読書ですね。

 

今後、作成する回答は沈黙せずにお願いします。

 

 

妻との会話「技術」

4月11日(月)

妻はよくオンライン英会話をやっています。積極的に米国人を選択して、練習しているようですが、最近、よくこんな話題になるそうです。

 

妻「何の仕事をしているかって、問われた際、データサイエンティストって答えるのだけど、会話相手もデータサイエンティストを学んでいるとか、あるいはこれから学びたいって、返されるね」

私「君に話を合わせているってことは?」

妻「まあ、その可能性はあるのだけど、プログラミング言語の話ができる人もいれば、米国だと給料が良いから学びたいなど、結構、本当の話に感じることが多いよ」

私「米国のみならず、世界的には技術者に対して、正当な対価を払うからね。技術というのは、相当の武器になるよ。一方、日本の対価が、低すぎるんだよね。最近ニュースにもなっていたけど、中国人から見れば日本人技術者が安く雇われていたり、すぐ切られたりするのが信じられないそうな。だったら、中国で採用したいって」

妻「日本は一律採用、年功序列だからね。声の大きい人や、上に気に入られる人が昇格し、技術を追い求める人は汎用性が低いと軽視されがち。だから、私は前職を辞めた」

 

娘や息子が大人になる際は、また異なる技術が求められているのかもしれません。子供たちは時代に見合った技術や知見を獲得していくでしょう。ただ、昨今の日本の大学の教育レベルを見ていても、国内で身につけられるレベルというのは、しれてます。なので、積極的に海外に出て行ってほしいと思っています。

 

妻「ところで、私は今期昇格したけど、あなたはどうなのかしら」

私「今後2年以内に判断されるって感じかな。正直、昇格とか興味ないな。責任と忙しさが増すだけだし」

妻「何言ってるの、あなたは頑張りなさい。その分、私が早くリタイアするから」

私「ハイ、ショウチイタシマシタ。。。」

未来フォーラム勘違い

4月10日(日)

公文未来フォーラムについて、勘違いをしていました。数学は小2でGコース完了で、基準に達しているのですが、国語はHI完了が基準でした。娘はGII完了まででしたので、未達。とんだヌカ喜びでしたね。失礼しました。

 

さて、マスター1095題 4年をやらせていますが、いい感じ。いかにして、計算ミスが起きるのかよくわかります。例えば、次の問題。

 

問)30115627 - 28356470

 

こういった問題で、間違う主な原因は、記載ミス、繰上げミス、数字の見間違い、ですね。

 

私「計算ミスをするのは、まだ許せるけど、自分が書いた数字を見間違うって、どうよ。その間違え方は最低だぞ」

娘「だって。。。」

私「必要以上に丁寧に書く必要はないけど、せめて自分が見間違えないくらいで丁寧に書いて下さい。小3にもなって、こんなことは言いたくない」

娘「はい。。。」